実験室用流動層ジェットミルの動作原理
冷却、濾過、乾燥した後、圧縮空気はノズルを通って超音速の空気流を形成し、粉砕チャンバーに入ります。加速された物質は複数のノズルのスプレー気流の交差点で合流し、激しい衝突、摩擦、せん断を生じて粒子に到達し、細かく粉砕されます。粉砕物は上昇気流により羽根車分級エリアまで輸送されます。分級ホイールの遠心力とファン吸引力の作用により、粗粉と微粉が分離されます。粗粉は重力に従って粉砕室に戻り、粉砕を続けます。気流はサイクロンコレクターに入り、細かい粉塵はバグフィルターで捕集され、浄化されたガスは誘引通風ファンで排出されます。
実験室用流動層ジェットミルの技術的利点
- 研削プロセスは材料自体の衝突によって完了し、完全に自己研削され、装置の摩耗が最小限に抑えられ、さまざまな硬度の材料の研削に適しています。
- 流動床衝突による粉砕形式により、粒子の形状をよりよく維持できます。
- 低温および媒体を含まない粉砕。熱に弱い、低融点、糖分を含む、揮発性の材料に適しています。
- 高温高圧粉砕により、射出速度の向上、動粘度の低下、粉砕の細かさと効率の向上を実現します。
- 内側の分級ホイール、ノズル、その他の主要コンポーネントは、アルミナ、ジルコニア、炭化ケイ素などの耐摩耗性材料や有機材料で保護されており、粉砕プロセス全体で金属との接触を回避し、高純度の製品を得ることができます。
- グレーディングホイールは水平に設置されているため、低密度の製品の細かさをより適切に制御し、より微細な製品を生産できます。
- 不活性ガス密閉サイクル・防爆設計により、可燃性、爆発性、酸化しやすい、吸湿しやすい材料の粉砕にも対応します。
研究室用流動層ジェットミルの技術パラメータ
パラメータ/モデル | MQW03 | MQW06 | MQW010 | MQW20 | MQW30 | MQW40 | MQW60 | MQW80 | MQW120 | MQW160 | MQW240 |
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送りサイズ(mm) | <1 | <2 | <2 | <3 | <3 | <3 | <3 | <3 | <3 | <3 | <3 |
生産能力(kg/h) | 0.3~10 | 10~150 | 20~300 | 40~600 | 100~900 | 200~1200 | 500~2000 | 800~3000 | 1500~6000 | 2000~8000 | 4000~12000 |
粒子径(D97:μm) | 3~45 | 3~45 | 3~45 | 3~45 | 3~45 | 3~45 | 3~45 | 3~45 | 3~45 | 3~45 | 3~45 |
分級機モーター(kw) | 2.2 | 3 | 5.5/7.5 | 7.5/11 | 11/15 | 15/7.5x3 | 7.5x3 | 11x3 | 15x3 | 15x4 | 15x6 |
空気消費量(m3/min) | 3 | 6 | 10 | 20 | 30 | 40 | 60 | 80 | 120 | 160 | 240 |
空気圧(Mpa) | 0.6~1 | 0.6~1 | 0.6~1 | 0.6~1 | 0.6~1 | 0.6~1 | 0.6~1 | 0.6~1 | 0.6~1 | 0.6~1 | 0.6~1 |